2014年09月09日

9月9日大潮の辺野古 新基地建設反対の現場から

大潮の9月9日、潮のいちばん退き始める午前11時半過ぎ、カヌー隊とプカプカ隊は行動を開始した。
s_TM4_6867.jpg
辺野古の浜に集合したカヌー隊とプカプカ隊。
s_TM4_6825.jpgs_TM3_9906.jpg
砂地の海底にはジュゴンのエサとなる海藻が生えている。
s_TM3_0129.jpg
本土から来た海保職員に沖縄戦で集団自決の体験を語り、平和の大切さを話している座間味島出身の宮里さん。
s_TM3_0005.jpg
女性の腕をねじ上げる海保。
s_TM4_6957.jpga
ボーリング調査が行われている辺野古沖リーフ内の台船めがけておよそ50人の市民が押し寄せた。ボーリング調査機械を乗せた台船は反対派市民の妨害を防ぐためオレンジ色のフロート内に設置されている。政府とアメリカが合意したという臨時制限水域の境界を示すラインだ。このラインを超えたら米軍特措法で逮捕すると事前の脅迫を政府は繰り返したが、その法的根拠も示されず、海上での規制をおこなう保安庁すらその法的根拠も示せない意味の無い制限区域に抗議のために立ち入った市民たち。浅瀬の為にカヌーを下りて徒歩で近づける。昨日から始まった臨時規制区域突破の抗議行動が今日は台船までたどり着いた。しかし、少人数の抗議行動では数と体力に勝る海保にはかなわず、20人以上の市民が海保のゴムボートに一時拘束されて、抗議行動はひとまず終わった。
このあと、拘束者の解放とカヌーの引き渡しがいつもの様に行われた。
一昨日、名護市議選では共産党のナカザトさんがトップ当選し、基地反対派の与党が過半数を制し、ヘリパット反対している高江の住民の会の伊佐さんが村議に初当選した。政治の舞台で基地建設ノーの民意がますます明確になり、そして強固な意志として現れてきている。そして、基地建設反対の現場でも一歩一歩確実に闘いが前進している。辺野古の浜のヘリ基地反対協の座り込みテントやキャンプシュワブ前の座り込みテントを訪れる市民が日ごとに増えている。この流れは11月の知事選挙へと合流するだろう。
 保守革新を超え、基地は沖縄経済発展の足かせになっているとして県内財界人も米軍基地反対に立ち上がり、オール沖縄で国に米軍基地反対の声を上げている。かつて米軍軍政下の土地闘争、その後の祖国復帰運動を想起させる島ぐるみの闘いが始まっている。戦後69年間、耐えてきた怒りのマグマが、いま吹き出し始めている。沖縄の構造的変化がうまれている。沖縄はもう後戻りしない。s_TM3_0177.jpg 
辺野古の浜のヘリ基地反対強のテントに当選の報告に来た東村高江の伊佐真次さん。17年間ずっと座り込み続ける地元辺野古のオジイと固い握手を交わした。(9月9日)

s_TM3_9816.jpg
名護市議会選挙で共産党のナカザトさんがトップ当選。基地建設反対の与党が過半数を占め、基地容認派を過半数にするという政府の目論見は見事打ち破られた。(9月7日名護市)

s_TM3_0066.jpg
ジャーナリストも現場から力尽くで排除された。
s_TM3_0095.jpgs_TM3_0108.jpgs_TM4_6935.jpg

台船への突入と同時にキャンプシュワブにオスプレイがすさまじい爆音を轟かせながらタッチアンドゴーの訓練を開始した。まるで日本国民同士が争っているのをあざ笑うかのように。s_TM4_7015 (2).jpgs_TM4_7078.jpgs_TM4_7066.jpg


posted by M at 23:46| 沖縄 米軍基地 

2014年09月01日

「世界の核汚染と福島」9/14長崎母親大会で講演します。

9月14日(日)13:30〜
会場:ブリックホール国際会議場
    http://www.brickhall.jp/
   長崎県長崎市茂里町2−38
    電話:095-842-2002
参加費:900円(学生500円)
s_Nagasaki.jpg
posted by M at 12:40| お知らせ

2014年08月29日

辺野古埋め立て海域での過剰警備で赤嶺政賢衆議院議員が海保職員に訴え。


赤嶺政賢衆議院議員の訴えを文字起こししました。(2014年8月17日辺野古キャンプシュワブ沖)s_赤嶺訴え.jpg
posted by M at 13:57| 沖縄 米軍基地 

2014年08月15日

海上保安庁法的根拠無く平和丸を拘束する。

今朝(8月15日)8時過ぎに名護市汀間漁港を出港。辺野古海域に向かうため大浦湾を航行中。
連日付きまとう海保のゴムボートが接近。
「危険ですから工事海域に近づくな」と盛んに警告してくる。
危険なのは航路妨害をしたり、平和丸に異常接近する行為が危険なのだが。
さらに、立ち入り禁止区域に近づくなと。なぜ規制するのかその法的根拠も示されない。
「立ち入り禁止区域に近づかないで下さい」の一点張り。
s_TM3_8232 (2).jpgs_TM4_4605 (2).jpg

辺野古沖に到達し,カヌー隊の抗議活動を監視中、「危険海域だから出て行け」と海保。
暫く停船し、「どこから危険海域か」と質問しても応えず,いきなり2隻のゴムボートが両サイドから接近、海保乗組員が無理やり乗船してきた。
s_TM3_8286 (2).jpgs_TM3_8308 (2).jpg
船長の抗議も無視してエンジンキーを奪い、エンジン停止させ、船長を拘束した。
海保が3人乗り込んできたので定員3人オーバーの違法状態を作り出した、海保。

s_TM3_8325 (2).jpg
船長を拘束した海保。sTM3_8322 (2).jpgsTM3_8337 (2).jpg

周辺ではこの間、次々とカヌーを拘束。
s_TM3_8248 (2).jpgs_TM3_8261 (2).jpgs_TM3_8275 (2).jpgsTM4_4694 (2).jpg
沖合いに停泊する巡視船
sTM4_4779 (2).jpg
海保の以上警備で立ち入り禁止区域を示すブイの設置が進んでいく。s_TM4_4746 (2).jpg
午前中、海上保安庁の巡視艇13隻、ゴムボート30隻、ボート3隻が辺野古海域で確認した。まさに異様。
新基地建設に反対する市民は小型ボート3隻、カヌー十数隻。海上での非暴力の抗議活動が行われた。
なお、平和丸船および船長はその後解放された。
辺野古海域に展開している艦船が朝の逆光の中でモノクロに見える。その光景は沖縄戦が始まったとき、周辺海域に結集した米軍艦船が海を埋め尽くしたモノクロ写真と重なる。
平和丸は辺野古漁港に接岸し下船した。

座り込みテントで詩人のアーサービナードさんの姿を見つけた。再会を喜んだのもつかの間、彼の目が辺野古沖に向けられた。「8月15日どこでこの日を迎えるか?とても重要なこと。なにが終戦記念日だよ。沖の風景を見ろよ。沖縄が日本政府の攻撃にさらされている。もう、この風景は戦争だよ。」と怒りをあらわにした。











posted by M at 17:37| 沖縄 米軍基地 

2014年08月12日

辺野古新基地建設の進むキャンプシュワーブに海兵隊と一緒の陸上自衛隊員が。

安倍内閣は海上自衛隊掃海艇「ぶんご」を辺野古新基地建設に反対する市民を弾圧するため沖縄・辺野古海域に派遣を検討している。政府は辺野古の米軍キャンプ・シュワブ水域内で常時立ち入り制限区域を大幅に拡大市反対する市民の抗議活動を排除しようとしている。そのため海上保安庁の巡視船を多数派遣した。さらに自衛艦「ぶんご」と言う軍艦を派遣し沖縄の民意を押さえ込もうとしている。

さらに、琉球新報は「米軍施設内での研修の名目で陸上自衛隊を派遣することについても検討している。」と報道。
 「自衛隊法第82条は、海上での人命や財産保護、治安維持のために防衛大臣が自衛隊に必要な行動を命令できると海上警備行動を規定。近く実施される予定のボーリング調査で住民側と業者、海上保安庁などが海上で衝突した場合、政府の解釈で「警備行動」として海自が住民らを直接排除する可能性もありそうだ。」http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-229792-storytopic-53.html

丸腰の市民に軍艦を派遣し同じ国民に銃剣を突きつけるやり方は、かつての「銃剣とブルドーザー」土地を奪った米軍と同じだ。

写真は7月23日キャンプシュワブ大浦湾側のビーチで浮き桟橋工事中海兵隊の訓練がはじまった。その中に自衛隊員の姿を発見。
sjieitai_TM3_6173.jpg
拡大写真
s_ieitai_TM3_6173.jpg


前日7月22日キャンプシュワブ辺野古の浜で水陸両用戦闘車両が13輛と海兵隊員がなにやら訓練を始めた。拡大した写真には後ろ向きで海兵隊とは迷彩服の色が違う、黒色の長靴を履いた自衛隊員が25人いた。自衛隊も海外出撃基地として新基地を使うようになるのか。その前に新基地建設に反対するを治安出動で弾圧する軍隊となるのか?
s_0722jieitai_TM4_2939.jpg
拡大写真
s_jieitai_TM4_2939.jpg

琉球新報の8月8日社説で軍が市民を威嚇すれば「政府と沖縄は抜き差しならぬ対決局面に入ることを安倍政権は知るべきだ。」さらに「『琉球処分』の際、明治政府は管理と軍人を差し向け、併合に反対する市民を逮捕、拷問しいた。住民に軍を対峙させようとする今の政府の姿はそれと二重写しになる。」と書いた。
posted by M at 20:59| 沖縄 米軍基地 

2014年07月26日

「秘密保護法は憲法違反 7・30国民大集会」開催のお知らせ

「秘密保護法は憲法違反 7・30国民大集会」開催のお知らせ

 2014年7月30日の19時から21時まで、文京区民センターの3−A会議室で、「秘密保護法は憲法違反 7・30国民大集会」が開催されます。入場は無料で、どなたでも参加できます。

 当日は東京、横浜、静岡の各地裁に提起されている秘密保護法違憲訴訟の代理人弁護士の報告のほか、秘密保護法廃止を舞台から訴えている表現者のスピーチ、秘密保護法が取材・報道の自由に与える悪影響について、秘密保護法違憲訴訟の原告となっているフリーランスからの発表があります。

 秘密保護法が施行されて、もの言えぬ世の中になってからでは、このような集会を開催することすら不可能です。危機感を共有するため、多数のみなさんの参加をお待ちしています。



秘密保護法は憲法違反
7・30国民大集会

とき:2014年7月30日19時から21時まで(開場は18時)

ところ:文京区民センター 3−A会議室

主催者:フリーランス表現者による秘密保護法違憲訴訟(東京訴訟)原告団

入場無料、どなたでも参加可

【プログラム】

第1部 秘密保護法違憲訴訟の現状
(1)東京訴訟 山下幸夫弁護士
(2)横浜訴訟 海渡双葉弁護士(予定)
(3)静岡訴訟 藤森克美弁護士

第2部 私たちは舞台から秘密保護法廃止を目指します
(1)演劇『それは秘密です。』
   木原未緒さん
(2)ミュージカル『THE SECRET GARDEN ―嘘の中にある真実―』
   石村淳二さん、ほか

第3部 秘密保護法が取材に与える悪影響
(1)自衛隊取材 三宅勝久さん
(2)警察取材 佐藤裕一さん
(3)原発取材 木野龍逸さん
(4)戦争取材 林克明さん
posted by M at 21:27| お知らせ

2014年07月23日

日米ジュゴン絶滅作戦。

辺野古キャンプシュワーブの大浦湾側で進めている基地建設用桟橋建設工事現場は朝から海兵隊の水陸両用戦闘車輛を使った訓練が行われ工事が始まらなかった。その後始まった工事をしている浜では水陸両用戦闘車両が兵隊を乗せて浜か沖に出て、兵隊を海に飛び込み上陸する訓練を行っていた。
陸上部では工事、海上では演習が続けられ、ジュゴンの住処を奪ってしまった。sTM3_6709.jpg
posted by M at 15:37| 沖縄 米軍基地 

2014年07月22日

国のジュゴン絶滅作戦を止めさせよう。

辺野古 キャンプ・シュワブの大浦湾側の海岸線で進む桟橋工事。直ぐ目の前の海底にはジュゴンのエサ場、海藻が生えている。桟橋が出来ればジュゴンの食事は出来なくなる。せっかく戻って来たジュゴンは生きられない。国によるジュゴン絶滅作戦が進んでいる。この海を守る為に辺野古に来て欲しい。絶滅危惧種ジュゴンを守る為に。sTM3_5984 (2).jpg

ジュゴンの食み跡が残るキャンプシュワブ大浦湾側、桟橋工事の行われている目の前の海底だ。s_n_hosei1_P7040396.jpg
posted by M at 22:35| レポート

ジュゴンの棲む辺野古の海を壊すな。

sTM4_2876 (2).jpg
7月22日朝7時、台風の余波か?雲の流れが速い。辺野古の浜から生暖かい風が吹いてくる。sTM3_5747 (2).jpg
7時過ぎキャンプシュワーブの浜に13両の水陸両用戦闘車が騒音を轟かせて現れた。新兵教育のようだ。s_TM3_5740 (2).jpg

キャンプシュワブの大浦湾側に海上保安庁の警備用ゴムボートのスロープ拡張工事が行われていた。sTM3_5984 (2).jpgsTM3_5935 (2).jpgsTM4_2886 (2).jpg




posted by M at 13:36| 沖縄 米軍基地 

2014年07月05日

辺野古の海を守れ〈1〉

国が辺野古沖・大浦湾を埋め立てるためにボーリング調査を今月から開始しようとしている。その緊迫した辺野古・大浦湾に潜った。

s_hosei1_TM3_3531.jpg
「竜宮城のような海」と平和丸2代目船長の仲本興真さん(ヘリ基地反対協事務局次長)は日焼けした顔を更に紅潮させて言った。
中本さんは辺野古新基地建設反対運動支援に訪れた人を平和丸に乗せて新基地建設予定地を海上から案内している。「この美しい海を実際に自分の目で見てもらえれば、この海を壊してはいけないと誰もが思うようになりますよ」そのために毎日たくさんの人を乗せて海上から案内している。

 キャンプシュワーブの辺野古崎沖の平島から数十メートルのリーフ内に浜サンゴの群落が最近発見された。海中に潜ると高さ3メートルの巨大な山のようなサンゴ群が砂地の海底から生えている。
コバルトブルーの熱帯魚がサンゴの間をゆっくりと泳いでいる。白、ブルー、茶色などの色とりどりの世界、まさに「竜宮城」のようだ。さらに、この浜サンゴから20メートルほど浜に近づいたところにサンゴの群落がある。昨年、こころざし半ばで亡くなられた大西照雄さん(元平和丸船長 ヘリ基地反対協共同代表)が発見したので大西サンゴと呼ばれている。
s_hosei1_P7040257.jpg
基地建設で埋め立て予定地から数十メートルにある。埋め立てられればこの貴重なサンゴは確実に破壊されてしまうだろう。

s_n_hosei1_P7040322_1.jpg
ヘリ基地反対協共同代表の大西照雄さんが貴重なサンゴを守れと訴え続けてきたユビエダサンゴ群、通称「大西サンゴ」。工事が始まれば失われてしまう。


 アメリカ独立記念日の7月4日、米兵たちも休日を海で過ごしている。キャンプシュワーブの辺野古崎から平島まで泳いでやってくる若い米兵たち。大浦湾側に移動すると、キャンプシュワーブの浜ではバーベキューやビーチバレーなどをする米兵の歓声が聞こえる。浜から数十メートルの砂地の海底には海草が生えている。しかし、海草が幅20pほど削り取られた跡がある。なんとジュゴンの食み跡だ。最近のものだ。何カ所も長いところでは10メートル以上続いている。何本も食み跡がみられる。ジュゴンは絶滅危惧種の特別天然記念物の保護動物だ。沖縄本島北部の辺野古周辺海域でその姿を何度も目撃されている。人の気配のする砂浜からわずか数十-メートルのところまでジュゴンが食事に来ているとは驚きだ。
s_n_hosei1_P7040389.jpg

s_n_hosei1_P7040396.jpg
ジュゴンの食み跡。最近のものだ。
 


 海上では連日、ボーリング調査のための予備調査や規制区域にブイを設置するための調査が行われている。警備船や調査船として漁船がチャーターされている。防衛局は1日4万から5万円で1200隻の漁船を確保したと言われている。周辺海域で漁をしても1日1万円の水揚げがやっとの漁師たちには5万円の日銭が稼げる方を選んでしまう。 
 2004年から5年の基地建設で反対派の海上阻止行動で工事が出来ず計画が頓挫してしまった教訓から、国は辺野古周辺の石川、金武、宜野座、名護、国頭の各漁協所属の漁船をほとんどチャーターしてしまった。反対派が借りられる漁船はほとんど無い状態だ。
s_hosei1_TM4_2183.jpg
辺野古のリーフ内で潜水調査をする防衛局が雇った業者。チャーターした漁船は辺野古の北、名護市丁間漁港から出たものだ。


陸上では建物の改題作業が進められ毎日、トラック800台分の土砂が運び込まれている。
写真はキャンプシュワーブのメインゲートから入る土砂を積んだトラック。
こうして建設の既成事実化で県民をあきらめさせようとしている。〈20014年7月3日)
s_TM4_2105.jpg

posted by M at 09:32| 沖縄 米軍基地