2009年12月11日

祝島 氏本農園のブタ

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この島で生まれた氏本さんは、北海道で酪農をやってきた。20年ぶりに生まれ故郷の祝島に戻ってきた氏本さんは耕作放棄された棚田にブタを放牧することにした。「荒れ地」に生えた雑草や茅や低木が生えぶたのエサになった。足りない分は島内で出る生ゴミや残飯にふすまをっまぜて与えている。輸入の飼料は使わない。ブタの蹄は土地を耕し,ぶたの排泄物は土の養分になる。やがて荒れ地が畑に可わっり、芋や野菜が育つようになった。
豚舎はない。ブタ本来の生きる力を引き出してあげるだけ。茅の茎や枝を集めてきてふかふかの暖かい小屋を造る。出産はこの産床でする。
放牧によってブタにかかるストレスの軽減で味も良くなる。ブタの生きる力を引き出す。耕作放棄された土地の再生、島内生ゴミの処理など循環型の農業を実践していている。
私が氏本産から聞いた話を書くよりご本人の氏本さんがブログで祝島での養豚について書かれているのでご紹介します。ttp://myweek.seesaa.net/article/40638486.html
「(祝島では)半世紀前は牛が飼育され耕運を担っていましたが、耕運機が牛に取って代わり牛の糞尿堆肥も無くなり島外から搬入する化学肥料に依存する農業に変貌してしまいました。そのことが離島農業の持続性や有機性、循環性を衰えさせ、高コスト化をもたらし、市場性を失う結果につながったと考えます。
そこで、私はもう一度祝島に家畜を呼び戻し、家畜を地域農業システムに組み込むことで、有機性や循環性を回復させることが、祝島農業再生の一歩だと考えたのです」(2007年50月3日 )
二年前に書かれた祝島での農業のあり方を見事に実践されていた。
posted by M at 13:43| レポート