2009年12月25日

カブール通信7

昨日訪ねた、国内難民キャンプのパルワンドゥーに行ってきた。
モハメッド・サラーム(37)さんのテントを訪ねると「食料がこれで終わりだ」と
ライスの入った鍋を見せてくれた。子ども4人と夫婦の食料が明日はない。
モハメッドさんが仕事にありつけたのは一週間前。市場で買い物客の品物を運ぶ
仕事だ。一日がんばっても50アフガニー(100円)しか稼げない。米が1キロも
買えない。おまけに妻が風邪を引いて咳がひどい。医者に行きたいがお金がない
からいけない。生後6ヶ月になる赤ちゃんも心配だという。
タジク人のモハメッドさんはカブールの北、バグラムの近くの村に住んでいた。
タリバンがやってきてマスードの軍隊と戦闘になり村は破壊されたくさんの村人
が殺された。その後村を捨てパキスタンのペシャワールに逃げて難民になった。
1年半前にパキスタンが難民送還を進めてしかたなく、カブールにやってきた。
ここは仕事もない。家もないので自分で家を建てた。土の壁の家は寒さを防げる
ような物ではないが他に住むところはないので仕方ない。
オバマ大統領が3万人増派した、彼らはチキンを食べライスも食べる。我れ我わ
には食べるものがない。米軍など必要ない。アメリカから何をもらったのか。我
々は何も受け取っていない。
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posted by M at 22:51| アフガニスタン