2010年01月13日

タリバンと取引するアメリカ

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「路上爆弾は米軍が仕掛けている」とジャララバードにあるラワイ81基地を警備していたアフガン軍兵士たちが話てくれた。
11月アフガニスタンの西部ヘラートを移動していたアフガン軍のトラックが路上爆弾で大破した。その直前にこの道路を米軍が封鎖していた。封鎖が解除された直後にアフガン軍が通過して爆発が起こった、という。同じような話はイラクでもたくさんあった。
さらに、私の通訳の友人がアフガン国軍に入ったが、最近イランに逃げたという。
以下、友人の話だ。
米軍とタリバン掃討作戦中に戦闘になった。アフガン軍が前面に出て米軍が背後から支援する、これが通常の戦闘パターンだった。ところが米軍ヘリが飛んできて、アフガン軍の頭上を飛び越え、タリバンの背後に米軍ヘリが着陸した。そして武器をタリバンに渡していたという。なんと米軍がタリバンを援助していたのだ。こんな軍隊にいられないと軍を脱走してイランに逃げたというのだ。

こんな話を聞いていると、泥沼から抜け出したいアメリカは腐敗しきって国民から見放されたカルザイ現政権に見切りをつけ、タリバンも含めた和解の方向を探り始めたようだ。
敵にしたり味方にしたりアメリカは本当にご都合主義でアフガンの事なんか一度も考えたことがないんじゃないか。
posted by M at 09:40| アフガニスタン